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知られざる絶望

昨年、父親ががんを発症し、手術を受けた。幸いと言うべきなのか、
高齢のおかげで進行が鈍く、今のところ何とか通常の生活を送っている。
この事で、がんについて、あるいはがん医療について調べ、その認識を新たにしたわけだが、
そこで最初に目についたのは、がん患者が増加し続けている事実である。

日本人の死因御三家といえば、がん(悪性新生物)、心臓病、脳卒中だが、
過去には圧倒的多数で最上位にいた脳卒中は1970年頃から激減し、
心臓病も緩やかに減少傾向にある(他の死因も同等)。
反面、がんで死ぬ人は年々増え続け、1981年以来日本人の死因のトップはがんになっている。
ところが、日本は高齢化社会であり、がんは年齢を重ねるほど発症しやすい。このような観点から、
年齢構成を考慮して計算すると、人口10万人に対するがんによる年間死亡者数の比率は、
1960年からほぼ横ばいなのだ。女性では減少傾向にすらある。


20090718114303.jpg


この死因の変化は、医療の発展や食生活の変化が生んだ、平均寿命の伸長の結果と言えるだろう。
しかし、1993年以来胃がんを抜いて、肺がんがトップに立っているのは少々気になった。
胃がんが早期発見や早期治療によって減少している事に対し、肺がんの増加率は男女ともに急激だ。
その要因としてやり玉に上がっているのはタバコだが、喫煙者数が減っているのに肺がんは増加しているのだから
他の要因も十分に考えられる。排ガス、アスベストなど化学物質、放射線…複合的な影響が指摘されている。




ここからが今回の本題
まあ、そんなところから思ったのは、常々深刻なのではないかと感じている放射能汚染の問題だ。
とくに粉塵や水、食料を介して体内に入った放射性物質による体内被爆は深刻な
ダメージを人間に及ぼすと言われている。どのように、どれだけ、人間は放射能で汚染されているのか…

そういった点で、以前に読んだ、ある原発建設従事者の告発手記の内容は、あまりにも衝撃的だった。
これによると、日本のみならず世界的にも原子力施設は恒常的に放射能をまき散らし、
原子炉の建設や使用済み核燃料など核物質の管理はかなりいい加減である事が分かる。

原発がどういうのもか知ってほしい
http://http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html


これが事実なら現代人の体は、間違いなく放射線の影響を多大に受けているはずだ。
また、スリーマイル島やチェルノブイリの事故、セラフィールドでの汚染など
世界中は放射能まみれではないかと個人的には強く思っている。
チェルノブイリの事故で飛散した死の灰は広島型原爆の800倍とも言われている。

そして最近、その悲しい確信すらも、希望的観測であったという秀逸で悲愴な動画を見つけた。

核爆発のスケジュール


1945年~1998年の54年間の核実験で、実に2,000発以上の核爆弾が地球上で炸裂している。
知らぬが仏とはよく言ったもので、この事実を知る人がどれだけいるのだろうか?
とくに冷戦時代、'50年代から'70年代の頻度たるや、核戦争と見まがうばかりである。
ちなみに、史上最大の核爆弾は、1961年に旧ソビエトが大気圏内核実験で使ったツァーリ・ボンバで
この50メガトン級の水爆は、広島型原子爆弾の3300倍の爆発エネルギーを持ち、一発で死の灰300kgだ。

環境に影響が少ないと言う地下核実験でも土壌は汚染されるし、半減期がわずか数秒~数十分で
その威力(放射線量)を失う放射性物質もあるが、いくつかの物質の半減期は永遠と言えるほど長い。
ネバダ、ウラルやシベリア、南太平洋、ゴビ砂漠、そしてそこから偏西風に乗って
どれだけの死の灰が世界中に巻き散らされて来たのか…

http://ja.wikipedia.org/wiki/放射性降下物

世界中の人々が、携帯用のガイガーカウンターを持って出歩いたとしたら、
誰もがすべての未来に絶望するのではないのか。





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