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こどもの日

まあ、もうすぐゴールデンウィークなわけですが、そういや一年前のGWにオレは女性と会っていたりしたわけで、相手は足かけ5年間付き合っていた、昔の彼女。「楽しいデート」ってものとは全然違うんですけどね

彼女はオレに求婚したけど、オレが断ったので他の男と速攻で結婚したんですけどね。残念ながら5年の結婚生活は、ごく最近終わったと。で、「会おうよ」ときたもんだ
基本的にオレは過去の女性とは二度と会わないのがポリシーです。だけど、今回はちょいと事情が違うので会いました

別れて半年くらいで「あたし、結婚する事になった」(原文ママ)「そりゃおめでとう。よかったね」(原文ママ)と、いう極めて短いメールのやり取りをしたっきり、お互いまったく連絡なんかしてないし、少なくともオレ自身にはする気もなかった
それから4年経った、去年の夏に「元気? 最近、何してるの?」なんて突然メールがきたわけですよ。どうなんでしょうね~、普通だったら“よみがえるあの愛の日々”なんて事にもなりかねないのでしょうが、オレの中じゃビービーとアラートが鳴り始めたわけですよ

だって、「ダンナがうるさくあたしを束縛するので、離婚しようと思っている」なんてのたまうわけで“ああ、こりゃまた面倒くさい事になるな”と、感じたオレは、何のかんの理由を付けて会わなかった。もちろん、その後も連絡しませんでした
それが、今回またしてもやってきたと。「離婚したんだから、お祝いしてよ。GWヒマだし」 離婚祝いw うまい事を言うもんですね。それでオレも出かけた次第です

彼女は現在32歳で、小柄だけど川村ひかるっぽい美人です。外資系勤務、留学経験もあり英語もそこそこ堪能。社交的で派手好き。めちゃくちゃおモテになり、「男が途切れたことがない」と豪語するタイプ
最近は「洋服やアクセにはお金をかけなくなった」と言い、エステやマッサージに給料の半分を投入する勢い。プライド半端じゃなく高し。自他共に認める超女王様でスーパーわがままウーマン。目力なんか相当きつい

過当競争の中で、男はどいつもこいつも、ブンブン振り回されて全員玉砕w。その中で、最も貧乏で不細工だったオレが、なぜか勝ち残ってしまった。彼女が大学生の頃に知り合って、約5年も付き合っておりましたからそりゃあもう大変でしたよ。基本は「地獄で天国」状態ですね
お金も時間も体力も神経も、もうマキシマムですよ。やがて「このまま、この女と付き合って、結婚しても絶対生活は続けられない」と感じたわけですね。で、“戦略的婚前逃亡”となった。オレも自分の人生が大事ですから

いや、根は良い子なんですよ。同性にはめちゃくちゃ気を使うし、子供なんかにもすごく優しい。だけど、男には一切妥協もしなけりゃ、相手に甘えさせない。たまにいますね、こういうタイプ
ある意味、強烈に自分を押し通せる相手に対しては、精神的依存が強い。普段、それだけテンパッて、精神的エネルギーを使って生きているから、それを癒してくれるような、全面的に自分を受け入れてくれる男じゃないと心を開かないし、体も開きませんということですね。わかります

わかりますが、基本的に世の中の男女関係や人間関係は全部ギブ&テイクで成立しているわけですから、ワンウェイの無償の愛なんてのは、親子関係にしか存在しない。それすら、怪しくなっている今の世の中で、男女間の本当にピュアな無償の愛なんて滅多に存在しないんですね
でも、彼女はその無償の愛を求めていた。残念ながらオレは過去も現在も、そんなものは今のところ持ち合わせていない。相手を思いやる心は多少あるとは思いますがね

彼女には、男に対する思いやりが希薄でした。仮にそういう心はあっても、しないのか、できないのか、行為に現れない。言ってみりゃあ、その部分はとんでもない“お子様”なんですよ
しかも、典型的なメリット・テイカー=自己利益のみを追求する人なわけです。それが、社会に出て、結婚して、そして離婚して、ずいぶんと角が取れたし物分かりも良くなった。5年経って会ってみたら、昔よりイイ女になっている。オレもバカだから、ちょっとドキドキしちゃったりなんかして…

まあ、当時はすべてをぶん投げてでも付き合ったくらい好きな女だったから、結婚を迫られた時も、断腸の思いで断った部分はあったわけですよ。「結婚したら、必ず別れる事になる。そうなれば結果的に彼女を不幸にする。
オレにはうまくやれる自信も甲斐性もなかった」と、要するに逃げたわけです。それは同時に、オレにとって非常に大きな挫折でした。もっとも、オレは結婚していたわけで、最初から無理な話なんですけどね

その話をしたらいきなり泣かれました。銀座のど真ん中のレストランでね。「離婚はあんたのせいだ。あの時に甲斐性がなかった、あんたが悪いのよ」

ほえ?
あたすが悪いんですか? 
そりゃ今も立派な甲斐性無しですけどね、そりはちょっと違うような…

心の中で、にわかに黒雲が広がってまいりました
遠くの方でゴロゴロとカミナリの音も聞こえます

まあなんですか、困った事にどうにも話は「あたし達、また付き合う?」的な雰囲気に流れていくわけです
「あんたとダメだったから、安定を考えて“普通”の男と結婚したんだけど…
やっぱり、あんたみたいな男じゃないとダメなんだ」と、涙でアイラインを流しながら語る彼女。真実の瞬間です

その姿を見ながら、オレはグルグルと考えていました
「そりゃあ、そうだろ。オレだって死ぬほど大変だった」
「ダンナだった男も可哀想に。きっとガマンの日々だったんだろうな」
「あげくにこの女の方から離婚を切り出されて、踏んだり蹴ったりだな」
「でも、それは女を見る目がないからだ。人生経験が足りなかったね」
「結婚を断った時も、この女は泣いた。オレの前で泣くのはこれで三度目だ」
「もう一回は、借金が理由で追われていた友人を匿っていた時だ」
「すごくピュアな心を持っている。昔から可愛いかった」
「いや、そこにフォーカスするとヤバイ。現実は別だ。昔の失敗はそこだ」
「もう昔のようにはできない。昔のオレではない」
「こういう時の女の涙は、一番危険だ」

「でもさあ、オレと別れてからアッという間に結婚したよな。さすがだなと思ったよ。女の変わり身の早さだね。それで、オレも安心したんだけどさ…」
「当たり前じゃないの、あたしを誰だと思っているの? 昔ほどじゃないけど、言い寄ってくる男なんかいくらでもいるのよ」と、泣き笑いの顔で彼女。いつもの自信あふれる目の光が戻っています。「去年、離婚するってあんたに連絡した頃だって、付き合っている男がいたんだから」

ほ~れ、始まったぞ
こいつは昔からこうだったんだ

さっきの黒雲はすでに空一面に広がって、稲妻が光っています
ボタボタと大粒の雨が落ちてきました

よくよく話を聞いてみると、そいつの事がすごく好きだったと言うわけです。でも、最近になって自分から振ったと。別れたとおっしゃる。理由は、そいつが別れた前妻の事を引きずっていたからだと。
部屋に写真が貼ってあって、誰?と聞いたらごまかされたと。自分がナンバーワンじゃないのは絶対許せないと。そのくせ嫉妬深いのも気にくわないと。「まだその男が好きだけど、もう付き合えない。でも、あんたも好きなの。あんたが二番目で悪いと思ったから正直に言っとく」

いよいよ雨は土砂降り。そこらじゅうで落雷です

付き合っている女を部屋に呼ぶのに、前の女や妻の写真を貼っているなんて、なんてマヌケな野郎だ。しかも、その場しのぎでごまかしのウソを言うのは最悪だ。隠しきれないのなら、正々堂々と現実と戦え
その程度で見切りをつけた、こいつもこいつだ。それで一番好きが聞いてあきれる。しかも、よりによって次がこのオレってか。人をバカにするものいい加減にしろ。正直に言っただけマシだけど、こいつは何も変わっちゃいないな。いや、いけしゃあしゃあとしているあたりは、昔よりタチが悪くなっているじゃないか

「ま、そいつとハッキリ決着付けた方がいいんじゃない。それが最優先だろ。オレと付き合いたいなら、それなりの覚悟を決めなよ。もう昔のオレじゃないし、悪いけど昔のままのおまえとは付き合うつもりはないよ」
「それだったら無理じゃん。あたしは、あたしを変える気はないもの」
「知ってますぅ。だから、付き合えないって事になるわけですね」
「じゃあ友達からだったらいい?」
「おめーよぉ、そこらのガキじゃねえんだから勘弁してくれよ。ヤダよ」
「あたしの事、いまでも好きなんでしょ?」
「たったいまから嫌いになりますた(笑)」
「えー、そうなの…じゃ、しょうがないか。他の男、探すか」
「アッハッハッハ、変わり身の早さは、いつもながら見事だな。マジ怖いよ」

結局、彼女は何にも変わってなかったし、何も分かっていないようでした。男も、女も、どいつもこいつも覚悟が足りない、お子ちゃまばかりで困ります。まさに「こどもの日」というオチでございました
まあね、正直がっかりしましたよ。オレは哀しいです。昔、全力全開で付き合っていた女がこの程度だったとは
文字にしてみると、物事ってすごく客観的に見えるんですよ。だからこうして、思いきって自分の恥をさらしてみたんですけどね
酷いもんですね。最低の女だと思います。同時に女の究極だとも思えますね。そこんところが良かったんでしょうけどね

それと付き合っていた過去のオレも、のこのこ出かけていった現在のオレも大マヌケですね。まいりましたね。ま、過去の行いなんてこんなもんですよ。輝ける日々なんて、その時の錯覚だったりする場合もあるってことですな


だから、言ったじゃねぇか。別れた女と会うのはやめとけってさ
人生、後戻りはできないんだから、血反吐を吐いてでも前に進もうぜ

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